ロシアの国営メディアはウクライナが放射性物質をまき散らす「汚い爆弾」をどのように使用するつもりなのかという「シナリオ」の詳細を一方的に報じました。しかし、具体的な証拠は示していません。
国営ロシア通信は26日、情報筋の話として、ウクライナの国営ユージュマシュ社の専門家がロシアのミサイル「イスカンデル」に似せたダミーミサイルを製造したと報じました。
このミサイルに放射性物質を充填し、ウクライナ軍がチョルノービリ原発の立ち入り禁止区域上空で迎撃し、ロシアが核攻撃を始めたと主張するつもりだとしています。
記事はすべて情報筋の話に基づくものだとしていて、具体的な証拠は示していません。
国営ロシア通信は、ウクライナが「汚い爆弾」を使用するつもりだと23日に最初に報じた国営メディアです。
一方、ショイグ国防相は26日、中国、インドの国防相と相次いで電話で会談し、「汚い爆弾」について改めて主張しました。
テレビ朝日