ポルトガルのケーブルカー事故、事故調「直前にケーブル切断」


【写真】ケーブルカー事故の現場に手向けられた花束

ポルトガルの航空・鉄道事故調査局(GPIAAF)が発表した事故に関するメモで明らかになった。

GPIAAFのメモには「予定されていたメンテナンスは計画通りに行われており、事故当日の目視検査も実施され、車両のケーブルやブレーキシステムに異常は検出されなかった」とあった。しかし、断線したケーブルの状態まで目視で確認することはできなかったと付け加えた。

調査官の初期の調査結果によると、ケーブルカーは時速60キロで衝突。事故はわずか50秒の間に発生した。

死亡した16人のうち、11人が外国人で、英国人3人、韓国人2人、カナダ人2人、フランス人1人、スイス人1人、米国人1人、ウクライナ人1人が含まれていた。

現在、事故に関する二つの独立した調査が進行中である。一つは事故調査官の事務所によるもので、もう一つは検察官の事務所によるものである。

GPIAAFはメモの中で、二つの調査が完全に独立していることを強調。事故に関する予備報告書は45日以内に発表されるとしている。【翻訳編集】 AFPBB News



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