天皇、皇后両陛下の長女愛子さまが6日夜、新幹線で新潟駅に到着した。7日に新潟市で行われる防災推進国民大会のセッションを聴講し、8日には2004年10月に発生した新潟県中越地震で甚大な被害を受けた旧山古志村(現・長岡市)でボランティアスタッフらと懇談する。
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愛子さまの同県訪問は初めて。6日は秋篠宮家の長男悠仁さまの成年式で、愛子さまは午前の「加冠(かかん)の儀」に出席後、夕方に東京駅から新幹線で新潟に向かった。
愛子さまは7日午前から新潟市の朱鷺メッセで防災推進国民大会のセッションを聞き、午後に同市の市歴史博物館を視察。8日には午前に小千谷市の「錦鯉の里」を訪れ、ニシキゴイの丹頂紅白を放流する。同日午後は長岡市の「やまこし復興交流館おらたる」を視察し、帰京する。(編集委員・島康彦)
朝日新聞社