ロシアのみがウクライナ領土の保全を保証可能=プーチン氏


ロシアのみがウクライナ領土の保全を保証可能=プーチン氏

ロシアのプーチン大統領は27日、ウクライナの領土保全を保証できるのはロシアだけだと述べ、紛争を引き起こしたのは北大西洋条約機構(NATO)と西側諸国だと改めて主張した。代表撮影(2022年 ロイター)

プーチン氏は、ロシアが2月24日にウクライナに対する「特別軍事作戦」を開始する前に、西側諸国がロシアが提案した安全保障案に合意しなかったと指摘。ロシアの目的は、ウクライナ東部ドンバス地方の住民を救うことだけだったと述べた。

その上で、ロシアがウクライナに軍事的に介入していなければ、ドンバス地方は単独で存続できなかったとの考えを示し、ロシアによるウクライナ東部・南部4州の「併合」を擁護した。

また、2014年にウクライナの首都キーウ(キエフ)で行われた抗議活動を受け親ロシアのヤヌコビッチ政権が崩壊したことが直接、現在の紛争につながっていると指摘。ウクライナの「強硬な愛国主義者」が「最後の兵士が倒れるまで」ロシアと戦おうとしているとし、ウクライナ人兵士を犠牲にしていると非難した。



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