
3日、ベルリンで記者会見するドイツのショルツ首相(EPA時事)
【ミュンスター時事】ドイツのショルツ首相は3日付の独紙フランクフルター・アルゲマイネへの寄稿で「現在の中国は(強権主義が拡大し)5年前、10年前と同じではない。中国が変わったなら、われわれの対応も変わらねばならない」と、対中方針の転換を宣言した。
ショルツ氏は4日、中国を訪問した。今回の訪中には経済界の代表団も同行することから対中依存を強めるものだという批判が出ている。このため、ショルツ氏は中国に対して厳しい姿勢を強調したとみられる。