(CNN) 欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(外相に相当)は6日までに、ウクライナ情勢に触れロシアのプーチン大統領は「『冬将軍』が到来し、自国軍を助けることを待っている」との見方を示した。
ドイツ・ミュンスターで先に開かれた主要7カ国(G7)の外相会合後に述べた。
ロシアは戦場で勝つことができないため民間インフラを爆撃などしてウクライナを「組織的」に破壊しようとしていると非難。
数百万人規模のウクライナ国民に電気はもはや届かず、「プーチン(氏)がしようとしていることはウクライナを冬の暗闇にさらすことだ」と主張した。
その上でG7加盟国の「道徳的な義務」は、過酷であろう冬の接近を受けるウクライナを助けることだと強調した。