
“過激な抗議 今度はウォーホルのアートカーに小麦粉”
ヨーロッパ各地で著名な絵画を標的に気候変動対策を訴えながら過激な抗議活動が相次ぐなか、今度はウォーホルの作品に小麦粉がかけられました。
イタリア北部ミラノで開かれているアメリカのポップアーティストアンディ・ウォーホルの作品展で18日、環境活動家4人が展示されていたアートカーに小麦粉およそ8キログラムをかけました。
実行した活動家は石炭火力発電に反対する団体に所属していて、その場で職員に取り押さえられました。
所属団体は、今月4日にもゴッホの名画「種まく人」に野菜スープをかけるなどの行為をしたばかりで「芸術を守りたいなら、まずは私たちの命と未来の世代の命を守るべきだ」とコメントしています。
エジプトで気候変動問題を議論する国際会議=COP27が開催されるなか、ヨーロッパ各地で環境活動家の過激な抗議が相次いでいます。
テレビ朝日