ウクライナ東部ルガンスク州の村マキイフカ近くで、車両の近くに立つ親ロシア派武装勢力の戦闘員(2015年4月12日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ロシアは18日、ウクライナ軍が投降したロシア兵10人以上を虐殺したとして「戦争犯罪」に当たると非難した。
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ロシア国防省は声明で、「拘束されたロシア兵10人以上が頭を撃たれて意図的かつ組織的に殺害された」と主張。
根拠として、ロシア語のソーシャルメディアで拡散している、ウクライナ軍に投降した後に殺害されたロシア兵の遺体とされる複数の映像を挙げている。
ある映像では、迷彩服を着て黄色の腕章を着けた兵士らに投降したとみられる複数のロシア兵が映っている。ロシア兵はがれきが散乱した裏庭で地面にうつぶせにさせられ、銃声が響いたところで映像は突然途切れる。別の映像では、十数人の遺体が映っており、周囲には血痕らしきものが確認できる。
AFPはこれらの映像を独自に検証できておらず、ロシア国防省も映像の撮影日には言及していない。
ロシア人権理事会は捕虜殺害について、ウクライナ軍が今週奪還した東部ルガンスク(Lugansk)州の村マキイフカ(Makiivka)で行われたとしている。
国連(UN)は今週、ロシアとウクライナの双方が戦争捕虜に拷問や虐待を行っているとの調査結果を発表した。【翻訳編集】 AFPBB News