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IAEA=国際原子力機関は20日、ウクライナ南部のザポリージャ原発の敷地内で2日連続で大きな爆発があったとして、攻撃の即時停止を求める声明を発表しました。
グロッシ事務局長によりますと、ザポリージャ原発の施設内や付近で19日と20日に大きな爆発が起きたということです。
原発に常駐しているIAEAの専門家は20日朝の短い時間の間に12回以上の爆発音を聞き、窓から一部の爆発を確認しました。
施設の一部が損傷を受けたものの、安全性に大きな問題は起きていないとしています。
IAEAはこれまでにザポリージャ原発の安全区域の設置を求めていますが、実現しておらず、グロッシ事務局長は「誰の行為であろうと、今すぐに砲撃を止めなければいけない」と改めて訴えました。
TBSテレビ