地面にうつ伏せになっているロシア兵
ウクライナで投降したロシア兵が殺害されたとされる映像をめぐり、ウクライナとロシア双方が相手を非難する事態となっている。
【映像】ウクライナ兵が撮影したとされる映像
ウクライナ東部ルハンシク州の村でウクライナ兵が撮影したとされる映像には、投降したロシア兵が地面にうつ伏せになっている。建物から出てきた人が突然、銃撃を始めたところで映像は途切れている。
ロイター通信によると、ロシア国防省は18日、「ウクライナ兵が10人以上のロシア人捕虜を殺した」と主張し、「ウクライナの戦争犯罪を西側諸国が無視している」と非難した。一方、ウクライナの人権委員会は20日、「ロシア兵が発砲したため応戦した」「ウクライナが戦争犯罪を犯したと結論づけようとしている」と反論し、両国の主張は真っ向から対立している。(ANNニュース)