世界39万人が元日生まれ ユニセフ、日本2500人


 国連児童基金(ユニセフ)は、1日に世界で推定約39万2千人の赤ちゃんが生まれると同日付で発表した。うち日本は約2500人で、全体の約0・6%。インドが約6万7千人と1位で、中国、ナイジェリアが続いた。上位8カ国の出生者で全体の半数以上を占めるという。

 ただ、ユニセフは、2018年に新生児約250万人が生後1カ月以内に亡くなり、うち3分の1は生まれた日に死亡したと指摘。ほとんどは早産や出産時の合併症、敗血症などの感染症といった予防可能な原因で亡くなっていた。死産は毎年250万人以上に上る。

 フォア事務局長は「あまりにも多くの母親や新生児が、適切な訓練を受け医療器具を備えた助産師や看護師のケアを受けていない」と述べ、保健従事者への支援の重要性を強調した。(共同)



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