ウクライナ公館に「動物の目」送付 欧州各国で相次ぐ

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ウクライナ公館に「動物の目」送付 欧州各国で相次ぐ

スペインの首都マドリードで、手紙爆弾が爆発したウクライナ大使館周辺を警備する警察官(2022年11月30日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【写真】手紙爆弾が届いた在スペイン米大使館の周辺を警備する警察官

 ウクライナ外務省のオレグ・ニコレンコ(Oleg Nikolenko)報道官は、ハンガリーとオランダ、ポーランド、クロアチア、イタリア、オーストリアの大使館、伊ナポリ(Naples)とポーランド・クラクフ(Krakow)の総領事館、チェコ・ブルノ(Brno)の領事館に「血まみれ」の小包が届いたと説明。小包は液体に漬かっていたと述べており、血を指しているとみられる。

 スペインの首都マドリードのウクライナ大使館では先月30日、警備員が大使宛ての手紙爆弾を開封した際に軽傷を負っており、ウクライナは各国の在外公館で警備を強化していた。スペインではペドロ・サンチェス(Pedro Sanchez)首相や米大使館などにも同様の手紙爆弾が届いている。

 ウクライナのドミトロ・クレバ(Dmytro Kuleba)外相は、「ウクライナ大使館や領事館に対し、周到に計画されたテロと脅迫が行われていると考える根拠がある」と言明。ウクライナが脅迫に屈することはないと述べ、「われわれはウクライナの勝利のために働き続ける」と言明した。

 ウクライナは各国政府に対し、同国の在外公館の安全を「保障」するよう呼び掛けている。【翻訳編集】 AFPBB News

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