ロシア大統領府のぺスコフ報道官は8日、ロシアが併合を宣言したウクライナ東部と南部の一部地域を掌握することを依然として目標にしていると明らかにした。ロシアの攻撃で破壊された農場、ウクライナ南部ヘルソンで7日撮影。(2022年 ロイター/Anna Voitenko)
[モスクワ 8日 ロイター] – ロシア大統領府のぺスコフ報道官は8日、ロシアが併合を宣言したウクライナ東部と南部の一部地域を掌握することを依然として目標にしていると明らかにした。
ウクライナでの軍事作戦の目標について問われたぺスコフ氏は、ドネツク、ルガンスク、ヘルソン、ザポロジエの一部を「解放」する必要があると述べた。
ロシアは9月に「住民投票」を行い、ウクライナのこれらの地域を併合したと一方的に宣言した。ただ、現時点でロシアが完全に制圧した地域はない。
これら4州以外にさらなる地域の併合を計画しているのかとの質問に対して、ぺスコフ氏は「それについては議論されておらず、発表もない」と応じた。