プーチン大統領、ウクライナのインフラを狙った攻撃はクリミア大橋爆破の報復

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ロシアのプーチン大統領は特別軍事作戦で英雄的な働きを見せた軍人に対して「ロシア連邦英雄」の称号と金星章を授与したが、授与式後の会見で「ウクライナへのインフラ攻撃は報復だ」と明かし注目を集めている。

プーチン大統領としては「両共和国の独立を認めず攻撃したウクライナのせい」と言いたいのかもしれない

プーチン大統領は「現在隣国のエネルギーインフラに対する攻撃で大騒ぎになっているが、先にインフラへの攻撃を行ったのは誰だろうか?クリミア大橋を爆破したのは誰なのか?クルスク原発の送電線を爆破したのは誰なのか?ドネツクに飲料水を供給しないのは誰なのか?何百万人もの人間が暮らす都市に飲料水を供給しないのはジェノサイドだ。しかし誰もこのことを口にしないが、我々がこれに対応するため何かしたとたん全宇宙にノイズが、喧騒が、亀裂が走る」と述べ、一連のインフラ攻撃はウクライナへの報復攻撃であるとの認識を示した。

プーチン大統領が言及した飲料水問題の起源に遡ると2014年のウクライナ東部紛争(ドンバス戦争)に起因しており、ウクライナ軍が支配していた地域でも飲料水の供給が断絶して給水車に頼っていたため「ドネツクに飲料水を供給しないのは誰なのか?」という答えは中々の愚問だが、プーチン大統領としては「両共和国の独立を認めず攻撃したウクライナのせい」と言いたいのかもしれない。

因みにゼレンスキー大統領は「現時点で攻撃で損傷した発電施設の完全復旧は難しい=以前と同じ発電量を確保できないため計画停電が今後続くという意味」と明かしたが、トルコ企業のKarpowershipが保有する発電船(浮体式発電所)を使用できないか交渉中で「オデーサ周辺海域」で電力供給を行うことを想定していたが、ロシア軍の攻撃を受けるリスクがあるためウクライナとルーマニアの国境を流れるドナウ川を遡ってモルドバやルーマニアの電力網に接続、そこからウクライナに電力を供給(1隻あたりの発電能力は100メガワットで3隻~4隻借り上げ予定)する案を検討しているらしい。

つまりルーマニアとモルドバの主権が及ぶドナウ川に発電船を停泊させればロシア軍が手を出せないという意味で、一先ずウクライナ国境までは電力を安全に持ってこれるという寸法だ。

まだ交渉は成立していないが、Karpowershipは合意後30日以内に電力供給が開始できると主張している。

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※アイキャッチ画像の出典:Президента России/CC BY 4.0

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