複数のウクライナ当局者は10日、ロシアがイラン製ドローンを使ってエネルギー関連施設2カ所を攻撃し、南部の港湾都市オデッサで重要インフラを除き電力供給が途絶したと明らかにした。
復旧まで数カ月かかる可能性があるという。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、オデッサとその周辺で150万人以上が電力供給を受けられず、非常に厳しい状況だと語った。
当局者らは、ロシアの攻撃が10日早朝に主要送電線や関連設備を襲ったと説明。「施設復旧には、これまでの攻撃よりはるかに多くの時間を要する」との見方を示した。