
米ネットフリックスが公開した、ヘンリー英王子と妻メーガン妃の写真(撮影日・場所不明)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米動画配信大手ネットフリックス(Netflix)は12日、今週配信するヘンリー英王子(Prince Harry、38)と妻メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex、41)のドキュメンタリー番組後編3話の予告編を公開した。王子はその中で、王室が兄ウィリアム皇太子(Prince William、40)のために「喜んでうそをついた」と主張しており、英王族間の確執がさらに深まる見通しだ。
【写真】ロンドンで、配信されたドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン」を見る人
予告編でヘンリー王子は、王室が「組織的な心理操作」を行っていたと非難。王室は「兄を守るためには喜んでうそをついたが、私たちを守るために真実を語ろうとは決してしなかった」と主張した。メーガン妃も、2020年に夫妻が王室を離脱し北米に移住した後「自分は狼に餌として与えられた」と語った。
8日に配信されたドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン(Harry & Meghan)」の前編3話で、夫妻は王室が王子の母ダイアナ元皇太子妃(Princess Diana)とメーガン妃を大衆紙の過熱報道から守らなかったと非難。王族についても、人種をめぐる無意識の偏見があるなどと主張したが、批判のほとんどは報道機関や王室の広報活動に向けられた。
後編3話ではより厳しい批判が展開されるとみられており、最新予告編でウィリアム皇太子が直接言及されたことでこの予想は裏付けられた。【翻訳編集】 AFPBB News