イギリス・マンチェスターの中国総領事館の前でデモ隊と総領事館の職員らの間で乱闘が起きた問題で、総領事を含む6人がイギリスを出国しました。
イギリスのクレバリー外相は14日、マンチェスターの中国総領事館前で10月に起きた乱闘事件にからみ、事情聴取を求めていた総領事ら6人がイギリスを出国したと明らかにしました。
イギリス政府は外交特権の放棄について中国側に14日までに回答するよう提示していたということです。
クレバリー外相は「6人が事情聴取を受ける可能性はない」とコメントしています。
総領事館前では10月、中国共産党大会に合わせて集まった香港の民主化を求めるデモ隊と、総領事を含む総領事館職員らの間で乱闘が発生しました。
地元警察はデモ隊の一部が総領事館の敷地内に引き込まれ、けがをしたとしていて、捜査を継続するということです。
テレビ朝日