米バイデン政権が対中政策を調整する「チャイナ・ハウス」を国務省内に設置すると16日に正式に表明することが国務省当局者の話で分かった。写真はブリンケン国務長官。3月撮影(2022年 ロイター/Olivier Douliery)
[ワシントン 16日 ロイター] – 米バイデン政権が対中政策を調整する「チャイナ・ハウス」を国務省内に設置すると16日に正式に表明することが国務省当局者の話で分かった。
ブリンケン国務長官は5月「中国がもたらす挑戦は米国の外交に対する前例のない試練となる」とし、米政府の対中政策を調整する部局横断チーム「チャイナ・ハウス」を国務省内に設置すると表明していた。
米政治専門サイトのポリティコによると、チャイナ・ハウスの正式名称は「オフィス・オブ・チャイナ・コーディネーション」。国務省の東アジア・太平洋局内の中国部署に代わるもので、60─70人の人員を抱える見通し。