続々と発表されるウクライナ支援、デンマークは保有するCaesarを全部提供

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デンマークのイェンセン国防相は19日「ウクライナを支援するためフランスから調達した自走砲(Caesar)19輌を全てウクライナに提供する」と発表して注目を集めており、これでデンマーク陸軍は自走砲戦力が0になってしまった。

この支援が原因でデンマーク陸軍の第1旅団強化に遅れが生じる

デンマークはNATO即応部隊に対応する強力な部隊を構築するため第1旅団(4,000人)を再編、2014年に廃止した砲兵連隊も再建してフランスから計19輌のCaesarを調達したばかりなのだが、ウクライナが要請する砲兵装備の提供に応じるためイェンセン国防相は「19輌全てをウクライナに提供する」と発表した。

今回の決定についてイェンセン国防相は「多くの議員が『ウクライナの自由を守る戦いにCaesarを提供する』という提案に賛同してくたことを嬉しく思う」と述べたが、この支援が原因で第1旅団の強化に遅れが生じると言及して「新たなシステムの取得検討に着手する」と述べている。

因みにデンマーク陸軍は過去M109A3を76輌保有していたが2015年時点で24輌まで減少、しかも24輌という数字も書類上の数字で実際に動かせるのは2輌~6輌しかなく、書類上からM109A3が完全に姿を消したのは2020年らしい。

今月20日のラムシュタイン会議に向けて発表(予定も含む)された各国のウクライナ支援
米国 ブラッドレー 50輌
ストライカー装甲車 100輌
GLSDB
カナダ NASAMS 1基
Senator APC 200輌
英国 チャレンジャー2 14輌
AS90 30輌
MK.3ブルドッグ 数量不明
MRAP 数量不明
無人機 2,000万ポンド相当
砲弾 10万発
GMLRS弾 数量不明
スターストリーク 数量不明
AIM-120 数量不明
オランダ パトリオットシステム 1基
スウェーデン CV90 50輌
Archer 数量不明
NLAW 数量不明
デンマーク Caesar 19輌
エストニア FH70 数量不明
D-30 数量不明
榴弾砲を牽引する車輌 数量不明
カールグスタフ
100発以上
砲弾 数千発
ラトビア ヘリコプター 数量不明
無人機 数量不明
スティンガー 数量不明

スウェーデンが過去最大のウクライナ支援を発表、アーチャーとCV90などを提供
エストニアが過去最大のウクライナ支援を発表、FH70やD-30などを提供
英国政府、チャレンジャー2とAS90のウクライナ提供を公式に発表

 

※アイキャッチ画像の出典:Mil.gov.ua/CC BY 4.0

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