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安倍晋三首相は29日、20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)のため来日しているブラジルのボルソナロ大統領と大阪市内のサミット会場で会談した。安倍首相は「G20として結束し、世界経済の成長に焦点を当てた力強いメッセージを出したく、協力を得たい」と述べ、サミット成功に向けて両首脳が協力していくことを確認した。
安倍首相は「日・ブラジル間の対話の枠組みを活用して、両国の貿易・投資を一層促進したい」と語り、経済に加えて、防災や環境保全、ベネズエラ避難民支援など幅広い分野での協力の進展を歓迎する考えを示した。
両首脳は、両国間の「架け橋」として、ブラジルの日系社会が大きな役割を果たしているとの認識で一致した。
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