経済制裁で5G非搭載、かつ最新チップも目新しい機能もなし。
中国製スマホが「中国で売れなくなった」訳、頼みの“折りたたみモデル”も空振り
1/26(木) 6:02配信 ダイヤモンド・オンライン
中国製スマートフォンは、今も世界で高いシェアを占めている。米中関係の悪化に伴って、米国でHuawei製品の販売が禁止されるなど苦境にあるものの、その「安さ」を支持するファンはいまだ多い。だが、中国製スマホの売り上げが、実は母国である中国で落ち込んでいることをご存じだろうか。各社がこぞって市場に投入している「折りたたみスマホ」も、まだ様子見の消費者が多く、爆発的な売り上げにはつながっていない。その要因を詳しく解説する。(中国アジアITライター)
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市場調査会社のCINNO Researchによれば、22年の中国市場のスマホ販売台数は前年比19.0%減の2億5500万台となり、この8年ではじめて3億台を割り込む年となった。
同じくIHS Technologyによれば、15年の販売台数は4億1700万台であり、このときの6割程度まで縮小したことになる。
一方で、中国市場ではAppleのiPhoneの売れ行きが急拡大している。その裏で何があったのか。
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中国のテックメディア「Tech星球」による、「若者がなぜスマホを買わないかショップ店員に聞いた」という記事では、「各メーカーのハイエンドスマホの値段が上がって消費者が買えない」とした上で、「Huaweiのハイエンドモデル『Mate 40 Pro』以上のハイエンドモデルがリリースされていない」と指摘している。
Mate 40シリーズといえば、20年末に発売され、米国からの主要部品輸出禁止措置の中で登場した同社渾身の5G対応モデルだ。いずれも、カメラの性能も高いほか、タッチペンで文字を入力することも可能である。上位機種の「Pro」は、各種性能をさらに高めており、当時「究極のスマホ」といえる存在だった。
ところが、同社がその後にリリースした「Mate 50」シリーズは、米国からの経済制裁の影響で5Gに非対応だったほか、好評だったHiSilicon社製チップが搭載されなくなったこともあり、前モデルほどのインパクトを市場に与えることはできなかった。
● 「独身の日」セールでは iPhoneが圧勝する結果に
中国では本来、ハイエンドモデルを含め、スマホが売れる時期は11月11日の独身の日(いわゆる「双11」)をはじめとしたセールだ。多くの消費者がこのタイミングまで購入を待ち、各メーカーはこの機会を狙って新機種を投入する。
ところが22年の「双11」は、中国メーカーが苦戦し、アウェーであるはずのiPhoneが圧勝する結果になった。つまり消費者は、「高いお金を払っていい製品を買うならiPhoneのほうがいい」「今は高くても、中国メーカーの製品は将来的に値崩れする。それなら型落ちのiPhone 12を買ったほうがいい」などと考えたのだろう。
多くの場合、ハイエンドスマホは発売時の値段が高ければ高いほど、新機種登場に伴う値下がり幅も大きくなる。上位モデルをしばらく使った後、売却処分しようとしても、その価値がすっかり下落しているケースもある。
中古の不動産や自動車にも当てはまるが、資産価値が大きく下がった物件や製品は、消費者にとっての魅力も下がる。このことから、「ミドルレンジ製品との性能差は大きくないのに、わざわざ高くて大きく値下がりするハイエンド製品は買いたくない」という声も聞く。
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ワトソン君あれ?アメリカがいなくても大丈夫なはずでは?
黒井2019年のファーウェイ制裁はかなり苛烈なものだったが、当初はものともしない雰囲気を見せてたよな。だが強がりだったことが証明された形だ。
ワトソン君やっぱりiPhoneが人気なんですね!中国は、アメリカなしでは生きられません。
黒井iPhoneが中国の工場で作られている部分に愛国心を求めたのかは知らないが、それにしても中国製スマホの勢いが沈下となると愛国心はトータルで大ダメージだろう。
ワトソン君中国はこれからゼロエコノミーなので、スマートフォンも不要になります。
黒井相変わらず極端な論調だなww
ワトソン君ネットユーザーの反応です!
・中国は給料が上昇して、国産品の値段も上がってます。競争力は低下します
・最先端の技術が中国に提供されなくなると厳しいのでは?
・中国共産党の一党独裁体制で、スマートフォンも民衆の監視に使われると思います
・高額になる程、中国性を使うメリットは薄くなります
黒井給料の上昇に見合うクオリティの生産物が出てこないなら、結局給料は下げるしかないよな。つまり中国経済の衰退だ。日本にとってはどうでもいい話だ。
ワトソン君中国の皆さん、愛国心を発揮するのはやめましょう!現実に目を向けて下さい!さようなら!