再エネ関係者から180万円献金 秋本真利外務政務官が国会で虚偽答弁の疑い
2023年2月8日
――レノバ関係者から献金など受けたことはありませんか。
「答えはノーでございます」
2月2日の衆院予算委員会。野党議員の質問に秋本真利外務大臣政務官(47)はそう明言していたが……。
再生エネルギー事業を手掛ける「レノバ」(東京都中央区)との関係を巡り、秋本真利外務大臣政務官(47)が、レノバ関係者からの献金について国会で否定していたにもかかわらず、同社の創業メンバーで特別顧問だった人物の会社から献金を受け取っていたことが「週刊文春」の取材でわかった。国会での虚偽答弁の疑いがある。
「週刊文春」2月2日発売号では、秋本氏の地元事務所(千葉市若葉区)が無許可で市街化調整区域内に建築され、約10年間にわたり、違法状態にあった旨を報道。秋本氏は2月3日の衆院予算委員会で「深く反省をしています」と述べたうえで、事務所を移設する方針を示した。
他方、秋本氏は河野太郎デジタル相の側近としても知られる。河野氏からは「自民党一の脱原発男」と呼ばれ、秋本氏も「再エネ族」を自任してきた。
国交大臣政務官時代(2017年8月~2018年10月)には、「洋上風力新法」の起案に深く関与し、洋上風力発電の拡大に力を注いできた。
「こうした政府の動きを受けて注目を集めたのが、秋田県で洋上風力発電事業を計画中だったレノバです。2017年に500円台だった株価は、2021年には6000円台に急騰。市場の期待も集めていました」
秋本事務所は次のように回答した。
「予算委員会までにエストリオとレノバの関係性につき、レノバに改めて問い合わせたところ、『関係性がない。』との回答を得ましたので、この回答内容を踏まえた答弁を行っています」
関係が取り沙汰される当事者であるレノバの回答を根拠に、「関係性がない」がないと判断したという秋本政務官。果たして、この説明が理解されるのか。
地元事務所の“違法物件”問題に続き、自身が旗振り役を担ってきた再生エネルギー事業を巡って生じた虚偽答弁の疑いについて、どのような説明を行うのか、注目される。(文春オンライン)
agora主宰 池田信夫氏
これは虚偽答弁であり、政務官の更迭は確実だろう(2/8)(agora)
レノバの株主だった秋本真利は、2021年12月にレノバが洋上風力の入札に落ちた後、再エネ議連に役人を毎週呼びつけ、レノバに有利になるようにルールを変更させた(2/4)
秋本真利のもっていた2600株のレノバ株はいつ売却し、売却益はいくらだったのか。国会で秋本は何も答えなかったが、国税には証拠が残っている。株式の購入資金は、どこから調達したのか。リクルート事件のように、株取引を装った賄賂ではないのか。裁判で明らかにする(2/7)
ネットの声
なんだよこれ。疑惑の総合商社じゃないの。
どうすんのこれ。疑惑と言ってもとんでもない事案ばかり。辞任どころか、下手すると逮捕案件だろ。
特捜の本丸は絶対再エネ=再エネ議連でしょ。
この人別件で任意事情聴取されて、本丸の再エネに斬り込まれるんじゃないのかな。
この時期に再エネ族議員や三浦氏の件。偶然じゃないよね。東京地検特捜は狙い撃ちしてると思う。
それでもこの政務官の首は切らない岸田。気持ち悪い発言の秘書官よりもよっぽどひどいんじゃないの。
再エネは本丸でその城の主はとんでもない政治家、大物だと思うね。再エネの闇を全部暴いてもらいたい。