ウクライナ侵攻353日目の戦況、ロシア軍がクピャンスク方面でも積極攻勢か

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バフムートを包囲を目論むロシア軍はクラスナ・ホラを支配した可能性が高く、コンスタンチノフカとバフムートを結ぶ幹線道路「T0504」の橋も破壊されたことが確認されたが、ウクライナ軍が昨年奪回したクピャンスク方面でも何かが起こっている。

ロシア軍が積極的な攻勢に出ているポイントはクピャンスク、クレミンナ、バフムート、ヴーレダーの4地域

バフムートの状況は悪化し続けており、多くの観測者が「クラスナ・ホラをロシア軍が支配している」と指摘し始めたのでバフムトフカ川東の拠点をウクライナ軍は全て失った可能性が高く、コンスタンチノフカとバフムートを結ぶ幹線道路「T0504」の橋が破壊されているもの視覚的に確認した。

ウクライナ侵攻353日目の戦況、ロシア軍がクピャンスク方面でも積極攻勢か

出典:GoogleMap バフムート周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

破壊が確認された場所はなのでバフムートへT0504経由で移動するのは物理的に不可能になり、市内で戦うウクライナ軍の生命線は高台経由のルートのみになった格好だが、このルートは遮蔽物のない高台からバフムートに向かうため「ロシア軍から移動が丸見えだ」という指摘がある。

ホットスポットに浮上しているヴーレダーではウクライナ軍の効果的な攻撃でロシア軍は大きな損失を被っているが、こちらでも損害を顧みない兵士の波を繰り出しているため戦いの激しさは全く衰えておらず、さらに興味深いのはクピャンスクの状況だ。

ウクライナ侵攻353日目の戦況、ロシア軍がクピャンスク方面でも積極攻勢か

出典:GoogleMap クピャンスク周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

ロシア国防省はドヴォリチネを解放したと発表、さらにロシア側情報源と複数のウクライナ側観測者はシンキフカ、ヤヒドネ、ザティシュネ、オルリアンスキーをロシア軍が支配していると指摘、複数のロシア側情報源は「ウクライナ軍がドヴォリチナを放棄して後退したため街は現在グレーゾーンだ」と主張。

クピャンスクを西と東から挟み撃ちにするため「国境からオスキル川西岸に沿ってロシア軍が南下する動きがある」という報告もあるが、これらの全ては視覚的に確認されていないため今のところ様子見だ。

因みにロシア軍は初めて自爆型水中ドローンでオデーサ州の東部と西部を繋ぐ唯一の橋を破壊、ルーマニアからオデーサ州経由でウクライナ南部に物資を輸送する最短ルート上の橋なので、もし通行不能ならウクライナ南部への物資は中央を経由するルートで輸送しなければならない。

バフムートを巡る戦い、幹線道路M03でウクライナ軍がロシア軍の前進を阻止
極度の緊張に包まれるウクライナ、南部でもロシア軍が攻勢に出る可能性

 

※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України

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