レズニコフ国防相、ウクライナ軍の反攻作戦は4月から5月のどこかで発動

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ウクライナ侵攻から400日目が経過、ゼレンスキー大統領は「勝利を手繰り寄せるための積極的な準備を進めている」と、レズニコフ国防相も反攻時期について「4月から5月のどこかで」と言及して注目を集めている。

ウクライナ軍の反攻時期は4月から5月のどこか、もう暫くバフムートでロシア軍を拘束する必要がある

ゼレンスキー大統領は侵攻開始から400日目が経過した30日「勝利を手繰り寄せるための積極的な準備を進めている」と語り、レズニコフ国防相も国内に到着したストライカーやクーガー装甲車を運転して見せ、予定されている反攻準備が進んでることを印象付けたが、まだ約束された装備の全てが国内に到着している訳ではない。

ウクライナ国防省は「反攻作戦の開始時期について軍に質問しないでほしい=匿名の関係者からの話として反攻時期を話題にするのは止めほしいという意味」と要請し、これについて公に発言できるのは「ゼレンスキー大統領、レズニコフ国防相、ザルジュニー総司令官だけだ」と指摘していたが、レズニコフ国防相は反攻時期について「4月から5月のどこかで」と初めて言及、スペインが移送中のレオパルト2A4(6輌)は「イースター後(4月9日以降)に到着する」と言われており、弾薬の供給や集積にも時間がかかるため「4月下旬以降の反攻開始」を予測する声が多い。

さらにレズニコフ国防相は「(反攻時期は)天候にも左右される」と付け加えているので、もう暫くバフムートで戦うウクライナ軍はロシア軍の拘束を維持する必要がある。

ダニロフ氏の発言を検証するのは誰にも不可能なため「戦場の結果」で判断するしかない

西側諸国の国防当局者は「ウクライナ軍の死傷者数が10万人を超える」と度々指摘してきたが、Interfax-Ukraineの取材に応じたオレクシー・ダニロフ氏(国防安保委員会のトップ)は「死傷者数が10万人を超えるという話は全くのデタラメだ。全責任をもって兵士の死傷者数が10万人を超えないことを保証する。大統領も軍も正確な数字を把握しているが戦時中なので公表できない。絶対に10万人を超えることはない。我々と敵の損失割合は1対7、1対8、場合によっては1対10だ」と主張。

レズニコフ国防相、ウクライナ軍の反攻作戦は4月から5月のどこかで発動

出典:Генеральний штаб ЗСУ

マリャル国防次官も「東部戦線における死者の割合は1対10に達すこともある。ただし数字の平均値はもっと低い=ロシア軍が被った被害を象徴してきた『1対10』という数字は東部戦線の特定日に生じた結果でしかなく、ロシア軍が1年を通じて被った人的被害を示す数字ではないという意味」と発言している。

つまり西側諸国が言及するウクライナ軍やロシア軍の死傷者数は推定値であり、実際の数字を把握しているウクライナは「10万人を超えない」と主張しているので、ロシア軍の死傷者数(22万人以上/29日に英国防相が言及)も不確かなものだと解釈するしかないのだが、ダニロフ氏の発言を検証するのは誰にも不可能なため「戦場の結果」で判断するしかない。

おまけ

SNS上にはウクライナ軍の反攻準備を示す動画や画像がアップされ関心を集めている。皆さんは騙されないと思うが殆どはフェイクなので注意しなければならない。

この動画は2022年以前に行われたウクライナ軍の演習を映したもので、現在進められている反攻作戦の準備や訓練とは無関係だ。

この動画に映る装甲車両のデジタル迷彩がウクライナ軍のものによく似ているが、これはマレーシア軍の装甲車両を映した映像で、トンネル内に反攻作戦向けの装備が待機してる訳では無い。


爆発反応装甲を取り付けたチャレンジャー2、但し写真を加工したもので本物ではない。

爆発反応装甲とサンシェードを取り付けたレオパルト2A6 、これも写真を加工したもので本物ではない。

反攻作戦に必要な装備が続々とウクライナに到着、ほぼ約束された数が揃う

 

※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ

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