「ひきこもり支援課」新設 兵庫・明石市、中核市初

[ad_1]

 兵庫県明石市は今月、ひきこもりに関する相談支援を行う「ひきこもり相談支援課」を保健所内に新設した。精神保健福祉士などの資格を持つ職員らが対応し、電話相談や自宅訪問などで支援していく。保健所にひきこもり対策の専門課を設けるのは、中核市では全国で初めてという。

 内閣府の平成27年度の調査によると、ひきこもり状態にある若者(15~39歳)は全国で約54万人と推計されている。明石市内には1294人いるとみられ、市には昨年、1176件の相談が寄せられた。

 同課は精神保健福祉士や弁護士など専門職6人で構成。同課にひきこもり情報を一元化して実態を調査するとともに、必要に応じて対象者の自宅を訪問するなど長期的にサポートする。市内6カ所の地域総合支援センターや保健所の保健師とも連携していく。

 泉房穂市長は「ひきこもりの問題に悩む本人や家族が相談しやすい環境を作ることで早期支援につなげていきたい」としている。

 同課はあかし保健所(同市大久保町ゆりのき通)3階に設置。相談は来所のほか、電話やウェブサイトでも受け付ける。利用時間は月曜~金曜の午前8時55分~午後5時40分で、専門ダイヤル(078・918・5659)も設けている。

[ad_2]

Source link