李智叡さんとクラスメートが造ったコンクリートボート(2023年5月12日提供)。(c)CGTN Japanese
【5月14日 CGTN Japanese】中国では今がまさに大学卒業シーズンです。2019年に上海の同済大学材料科学・工学部に入学した李智叡さんは、66科目全てのGPA(成績評価方式の一つ)が満点という優れた成績で卒業し、現在は推薦で清華大学の大学院に進学することになっています。
「こんなに良い成績をとれたのは、合理的な計画と真の努力よるものだ」と、李さんは自分の経験を分かち合って、「それぞれの仕事や生活に費やす時間を合理的に配分して、長期的な目標と短期的な時間配分をあらかじめ決めておく。後は、これらの計画を地道に達成していくことだ」と述べています。
材料科学を学んだ優等生の夢は造船です。コンテスト「同済・科思創循環経済革新大会」で、李さんはメンバーを率い、有限要素解析の手法を使って「新型複合素材を用いた高強度かつリサイクル可能なドラゴンボートパドルの製造」の実行可能性を検証しました。このプロジェクトは学部生の部で1位を獲得しました。大学3年の時には、李さんは学部のコンクリート製軽舟チームのキャプテンを務め、仲間と共にゼロからスタートして長さ6メートルのコンクリート製軽舟の造船に成功しました。2022年のASCE米国土木学会の大学生によるコンクリートボート部門のコンテストで、李さんのチームは満点の成績で中部太平洋ブロックのオンライン競技部門の第1位に輝きました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News
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