
海上石油掘削プラットフォーム「恩平20-4」(2023年5月15日提供)。(c)CGTN Japanese
【5月15日 CGTN Japanese】重量1万5000トンを超える石油掘削海洋プラットフォーム「恩平20-4」が13日、中国南東部の広東省深セン市の南西約200キロの海上で、すでに海底に設置済みの台座とのドッキングに成功しました。
「恩平20-4」は上部ブロックとジャケットの二つの部分からなり、上部ブロックの単層デッキ面積はバスケットボールコート9面分に相当し、重量は1万5000トンを超えています。
今回の作業は設計、計算、シミュレーションから施工に至る全プロセスの重要作業を初めて中国が独自に完了し、国内における海上石油ガスプラットフォームの動力位置調整浮動取り付け重量の記録を更新しました。
同プラットフォームは「台風無人生産機能」を備えており、台風襲来時には作業員が陸地で海上原油生産の集中監視・遠隔操作を行い、原油生産量の損失を最小限に抑えることができます。
「恩平20-4」は今年末に稼働を開始する予定で、日産5000トン近くの生産が見込まれており、恩平油田群において最も原油生産量の多いプラットフォームとなります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News
CGTN Japanese