英チャールズ国王とウィリアム皇太子、ジョージ王子のポートレート公開 ※「英王室」インスタグラム
英王室を担う新国王と未来の国王3代が一同に会した戴冠式の公式ポートレートが新たに公開された。
【写真】若干9歳で立派にペイジ・オブ・オナーを務めたジョージ王子
現地時間5月12日、王座の間でウィリアム皇太子とジョージ王子がチャールズ国王を囲んで立つ戴冠式の公式ポートレートを、バッキンガム宮殿がSNSで新たに発表した。
写真には、王権を象徴するレガリア、大英帝国王冠とローブ・オブ・エステート、君主の宝珠、十字架の王釈を身に着けた国王が、1902年に後のジョージ5世とメアリー王妃のために作られた王座に座り、その両サイドに息子のウィリアム皇太子と孫でジョージ王子が立つ姿が収められている。
9歳にして、戴冠式で国王の付き人ペイジ・オブ・ナーを務めたジョージ王子は、ペイジの緋色のユニフォーム姿。ウィリアム皇太子も戴冠式で身に着けた赤い軍服とガーター勲章のローブを纏い、3人でポーズを取った。
この写真を撮影したヒューゴ・バーナンドはHello!に対し、「この写真を撮影するのは重要なことでした」とコメント。「歴代の戴冠式の記録を調べましたが、王位継承者が一緒に写る写真は見当たりませんでした。女王と皇太子だったチャールズ国王、王子時代のウィリアム皇太子とジョージ王子が4人で写る写真はありますが、レガリアを全て身に着け、王座の間で撮影されたものは見たことがありません。この写真には儀礼的な象徴物がたくさん写っています。ですが、同時にそれぞれの個性を映し出そうと思いました。歴史的資料であるとともに、ポートレートでもあるのです」と述べている。
王室はまた、国王夫妻が8人のペイジ・オブ・オナーと、女王の付き添いを務めたカミラ妃の妹アナベル・エリオットと、友人のランズダウン侯爵夫人が写る集合写真も公開した。
この写真には、ジョージ王子と一緒に国王の付き人を務めたラルフ・トレマッシュ(12)、オリヴァー・チャムリー卿(13)、ニコラス・バークリー(13)、そして女王の付き人を務めた女王の3人の孫フレディ・パーカー=ボウルズ(12)、ガス・ロープス(12)とルイス・ループス(12)、そしてアナベルの孫のアーサー・エリオット(11)がそれぞれペイジ・オブ・オナーの礼服に身を包み、晴れやかな表情でポーズを取っている。
引用:「英王室」インスタグラム(@theroyalfamily)