猿之助さんと両親、薬物服用か 司法解剖で死因特定へ


猿之助さんと両親、薬物服用か 司法解剖で死因特定へ

市川猿之助さん(左)と父親の市川段四郎さん=2011年

【画像】初代猿之助から続く家系図

捜査関係者によると、両親と猿之助さんは18日午前10時すぎ、訪ねてきたマネジャーらに倒れているところを発見された。両親は2階のリビングで、並んだ状態だった。いずれもパジャマ姿で、首から下には布団が掛けられていたという。

発見された際に、母親(75)は死後硬直が始まっていたといい、死後一定の時間が経過していたとみられる。父親の市川段四郎さん(76)は搬送先の病院で死亡。いずれも吐いたような痕が確認されたほか、口の中の状況から何らかの薬物を服用した可能性があるという。

猿之助さんは半地下の自室で意識がもうろうとした状態で見つかった。猿之助さんも薬物を口にしたとみられる状況があったという。命に別条はない。室内からはスケッチ用のキャンバスに手書きした遺書のようなものが見つかったほか、近くには別の書き置きがあったことも判明した。

警視庁は、猿之助さんの回復を待って事情を聴く方針。猿之助さんをめぐっては、18日発売の週刊誌「女性セブン」が共演者やスタッフに対するハラスメント疑惑を報じていた。



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