過去40年で最悪の干ばつ、巨大な穴に道の両脇に…家畜の死臭漂う現場を歩いた 「国際社会が見過ごした」エチオピア南部で何が

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過去40年で最悪の干ばつ、巨大な穴に道の両脇に…家畜の死臭漂う現場を歩いた 「国際社会が見過ごした」エチオピア南部で何が

ヤギの死骸の横を通り過ぎる女性=3月、エチオピア南部ボラナ県(共同)

過去40年で最悪の干ばつ、巨大な穴に道の両脇に…家畜の死臭漂う現場を歩いた 「国際社会が見過ごした」エチオピア南部で何が

(写真:47NEWS)

過去40年で最悪の干ばつ、巨大な穴に道の両脇に…家畜の死臭漂う現場を歩いた 「国際社会が見過ごした」エチオピア南部で何が

エチオピア南部ボラナ県ヤベロに駐車していた、JICAのロゴが入った車両=3月(共同)

過去40年で最悪の干ばつ、巨大な穴に道の両脇に…家畜の死臭漂う現場を歩いた 「国際社会が見過ごした」エチオピア南部で何が

干ばつが続くエチオピア南部ボラナ県で道の脇に散らばった牛の死骸=3月(共同)

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エチオピア南部ボラナ県の村で、家畜の死骸が集められた墓穴=3月(共同)

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エチオピア南部ドゥブルクで避難キャンプに向かう男性=3月(共同)

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極度の栄養失調で医療施設に搬送された男児(2)を背負う母親=3月、エチオピア南部ボラナ県

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避難キャンプで暮らす子どもたち=3月、エチオピア南部ボラナ県(共同)

 世界に「悲惨なアフリカ」のイメージを印象づけることになった飢餓から約40年。国連がそれ以降で最悪と訴える大規模な干ばつが再びアフリカ東部を襲った。ケニアやソマリアの一部とともに、最も深刻な地域の一つとされるエチオピア南部ボラナ県を取材すると、そこには力尽きた家畜の死骸と死臭に包まれつつ、なすすべもなく人々が立ち尽くす残酷な光景が広がっていた。(共同通信=菊池太典)

 ▽350万頭の牛が消えた

 首都アディスアベバから飛行機と車を乗り継ぎ、まずは県の北西にある町ヤベロに入った。ヤベロは干ばつ地域の一歩手前にあり、現地に向かう政府や援助機関の支援隊が滞在する拠点となっている。泊まった宿の敷地には、日本の国際協力機構(JICA)のロゴが入った車両も駐車していた。

 この地域では住民のほとんどが牧畜で暮らしている。売り物としても、自家用としても、家畜のミルクや肉、労働力が生活を支えてきた。しかし2020年から続く干ばつで草が枯れ果て、放牧が成り立たなくなった。干ばつは気候変動の影響もあると指摘される。餌を失った家畜は次々と衰弱して死を迎えた。県政府によると、県内で飼育される牛は干ばつ前の4百万頭から50万頭に減ってしまった。

 死骸の横を人々は何事もないように通り過ぎていく。取材を案内してくれた地元NGO「ガヨ・牧畜開発イニシアチブ」のジャルデッサさん(35)は悲しそうに言った。「ここ2年、あまりに多くの死骸を目にしてきたので、みんなもはや気にもしないのです」

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