米中対話断絶で壊滅的な影響も、豪首相が警告

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米中対話断絶で壊滅的な影響も、豪首相が警告

オーストラリアのアルバニージー首相は2日、2大大国の米中が対話を断絶すれば世界に壊滅的な影響を与える恐れがあると警告し、米中関係の強化を呼びかけた。シンガポールで開かれているアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で語った。シンガポールで撮影(2023年 ロイター/Caroline Chia)

米中関係はここ数十年で最悪の水準にあり、台湾の主権、サイバースパイ活動、南シナ海の領有権などの問題で対立を深めている。

中国の李尚福国防相は今週、オースティン米国防長官が呼びかけたシンガポールでの会談を拒絶していた。

アルバニージー氏は会議の冒頭、中国と対話の道を切り開こうとするバイデン米大統領の努力を支持すると表明した。

アルバニージー氏は防衛当局者や外交官らを前に「対話という圧力弁がなければ(中略)憶測が取り返しのつかない行動や反応となる危険性がはるかに高まる」と指摘。「台湾海峡でも、他の地域でもそうした断絶がもたらす結果は大国や紛争地にとどまらず、世界に壊滅的な影響を与えるだろう」と危機感を示した。

米中間の覇権争いは会議全体に影響を与えると見込まれている。

米国防総省によるとオースティン氏と李氏は2日に握手したものの「実質的な交流」はなかった。オースティン氏は3日、李氏は4日にそれぞれ演説する予定だ。

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