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大雨の影響で広範囲に冠水した愛知県豊川市内(3日午前10時25分、本社ヘリから)=大塚直樹撮影
大型の台風2号や梅雨前線の影響による大雨は、東海から関東を中心に3日午前も続いた。2~3日にかけての24時間降水量は、三重県鳥羽市など8県16地点で観測史上最大となった。総務省消防庁によると、3日午前10時現在、愛知県豊橋市で1人が死亡、7県で計30人が重軽傷を負った。東海道新幹線が始発から一部区間で運転を取りやめるなど交通にも影響した。
【空撮動画】大雨で市街地も冠水、駐車場では車が水没…愛知・豊川
気象庁によると、観測史上最大となったのは、三重県鳥羽市490・5ミリ、愛知県田原市451・5ミリ、埼玉県越谷市260・5ミリなど、和歌山、奈良、三重、愛知、静岡、長野、埼玉、茨城の8県16地点。
気象庁によると、台風は3日午前9時現在、八丈島の南西約310キロを時速50キロで東北東へ進んでいる。中心気圧は985ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は23メートル。台風は3日中に温帯低気圧にかわる見通し。4日は西日本から東日本で広く晴れるという。
総務省消防庁などによると、愛知県豊橋市で2日夜、冠水した道路で水没した軽乗用車内に閉じ込められた男性が死亡。このほか、千葉、神奈川、山梨、愛知、三重、和歌山、沖縄の7県で計30人がけがをした。和歌山県では男女2人が濁流に流されて行方不明になった。
国土交通省などによると、奈良県から大阪府に流れる大和川があふれ、道路が冠水したほか、6都県の13河川が氾濫した。土砂災害は3日午前9時現在で福島、愛知、大阪、宮崎など7府県で確認された。住宅への被害も相次ぎ、12府県で26戸が損壊し、床上・床下浸水は152戸に上った。
東海道新幹線は線路の安全確認のため、3日も始発から東京―名古屋間で運転を取りやめた。JR東海によると、東京―新大阪間で昼頃に運転を再開し、全車自由席の臨時列車も運行する予定だという。首都圏の在来線でも、運転取りやめや本数の削減が行われた。
東名高速道路や新東名高速道路などの一部区間でも通行止めが続いている。
東京電力によると、千葉、茨城、埼玉各県の複数の市で3日未明から1000戸を超える停電が発生した。
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