ガーシー容疑者(C)共同通信社
芸能人や著名人らに対する暴力行為法違反(常習的脅迫)などの疑いで警視庁が逮捕状を取っていた前参院議員のガーシー(本名・東谷義和)容疑者(51)が、滞在中のアラブ首長国連邦(UAE)から4日午後にも帰国することが明らかになった。警視庁は国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配しており、成田空港に到着と同時にガーシー容疑者を逮捕するものとみられている。
猿之助「逮捕」の可能性 遺書らしき書き置き、救急搬送、両親死亡…謎だらけの“点と線”
3月24日には、兵庫県伊丹市にある実家に警視庁が家宅捜索が入り、ガーシー容疑者がインスタグラムで「77歳のオカンだけは、ほんまに勘弁して下さい」などと号泣しながら訴えかける場面があった。
「ガーシー容疑者の旅券はすでに失効しており、UAE当局が不法滞在で逮捕するかどうかに注目が集まっていました。ただ、このまま現地に滞在していたとしても暴露を目的とするYouTubeチャンネルの再開は見込みが立たず、そもそも暴露するネタももうない。この間、これまでガーシー容疑者を応援してきた現地にいる協力者たちも、『お前の残りの人生や“オカン”のことを考えたら早めに帰国して罪を償った方がいいのでは?』とやんわり説得に回っていたそうです。要するに、厄介者扱いですよ。それでも逮捕を恐れるガーシー容疑者が帰国を拒むため、最近、仲間内で“ビビリ君”とか“ヘタレ君”などと小バカにされる状況になりつつありました」(現地事情通)
「死なばもろとも」(幻冬舎)なんて勇ましいタイトルの本を出し、ダークヒーローと持ち上げられたことからマッチョなイメージがあるが、ガーシー容疑者は本来は繊細な性格だとか。仲間内の陰口を耳にしたことで傷つき、ようやく重い腰を上げて帰国を決めたのだろうか……。