ロシアの破壊工作グループがダム爆破、証拠通話を傍受=ウクライナ

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ロシアの破壊工作グループがダム爆破、証拠通話を傍受=ウクライナ

6月9日、ウクライナ保安局は、南部ヘルソン州のカホフカ水力発電所のダムをロシア軍が破壊したことを証明する通話を傍受したと発表した。写真は7日撮影された同ダムの衛星写真。Maxar Technologies提供(2023年 ロイター)

同局はメッセージアプリ「テレグラム」のチャンネルに、証拠とする1分半の音声データを投稿。2人の男がダム破壊についてロシア語で話し合っているとみられる内容となっている。

この中で同局がロシア人兵士とする男の1人は「彼ら(ウクライナ人)は攻撃していない。あれはわれわれの破壊工作グループだ」と話している。

このほか「彼らはあのダムで(人々を)怖がらせたかった」、「計画通りにはいかず、(彼らは)計画以上のことをした」とも語っている。

同局は会話やその発言者について、これ以上の詳細を明らかにしなかった。声明で「侵略者はダムを爆破することでウクライナを脅迫しようとし、わが国南部で人災を演出した」と非難した。

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