小田貴月さん、高倉健さんの“最期の言葉”を明かす「今でも声が聞こえる」17年共にした養女でパートナー


小田貴月さん、高倉健さんの“最期の言葉"を明かす「今でも声が聞こえる」17年共にした養女でパートナー

芸能ニュース

【写真】高倉健さんパートナー・小田貴月さん

 1996年に高倉さんと出会い、2013年に養女となって17年間を共にした小田さん。高倉さんは小田さんを養女にした翌年の14年に体調を崩し、「悪性リンパ腫」と診断。入院から100日目に寛解して退院し、仕事に復帰したが、映画のクランクイン直前に体調が悪化して再入院した。

 高倉さんの最期を看取った小田さん。病床の高倉さんは「今ね、沖縄にいるんだ。これから飛行機に乗るところなんだよ」などと仕事の話を口にしていたという。「最後の方は呼吸が苦しかったので、もうお願いですからしゃべらないで下さい、苦しいでしょうからって言ったら、それでもしゃべってるんですよね。どこにいる、誰にあった。今度こんなのがあるんだって。それはずっと聞いてるしかなくて、胸をさすりながら」とし、「だんだん聞き取れなくなって、最後にようやく聞き取れたのが、『慌てるな、慌てるな』って。それだけは聞き取れたんです」と明かした。

 「誰かスタッフの方とか、夢の中に出てきた登場人物に言ってるのか、私に言ってるのか分からなかったんですけど、最終的に聞き取れたのが『慌てるな』っていう言葉だった」と小田さん。司会の黒柳徹子から「寂しかったでしょう」と声をかけられると、小田さんは「今でも声が聞こえるんですよね。だから、すっごく寂しいですけれど、私の心の中で生き続ける。亡くなった方を生かすのは、生きてる人間なので、私がしっかり生きてないといけない」と涙ぐみながら語っていた。

報知新聞社



Source link