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学校の先生は「定額働かせ放題」と言われているのをご存じでしょうか。長時間労働や人手不足が深刻な問題となっています。5月、自民党は働き方や待遇を改善する案を提言し、政府は、近く対策の方向性を示すことにしています。何をどこから変えていくべきなのでしょうか。“息つく暇もない”先生の一日を密着取材しました。
【動画で見る】”超多忙”「学校の先生」の1日 給食を“64秒”で食べる日も 「子供がいい顔をしたら、それでうれしい」 “やりがい”に依存した教育現場 何を変えれば負担は減る?
■午前2時半 パソコンに向かって授業準備をする6年生の担任
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平日の午前2時半。真夜中にパソコンに向かっているのは、大阪市立の小学校で6年生の担任をしている、松下隼司先生(45)です。
【松下隼司先生】
「午前1時半に目が覚めましたね」
(Q.今日だけ?)
「毎日ですね。毎日早いですね」
2人の子供の父親でもある松下先生は、夜は子供と一緒に早く寝ます。その分未明に起きて、学校でできなかった仕事や授業の準備をする毎日を送っています。
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【松下先生】
(Q.このメモは何ですか?)
「メモは授業の流れです。東日本大震災の復興基本法で『3カ月かかったよ』っていうところは、子供たちに授業で考えさせたいなと思っています」
児童との接し方について書かれた本やYouTubeも参考にしながら、その日の授業をどう進めるか、シミュレーションをしていきます。
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子供が起きてくるまで準備をしたあと、3歳の娘を保育園に送り届けて、学校に向かい、午前8時に出勤します。
児童が来る前に、パソコンでの欠席連絡の確認などを行います。朝の準備が整った頃、児童たちが登校してきました。
■「ICT教育」「パワーポイント」「プログラミング」新しく増える授業内容に対応求められる先生
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1時間目は「総合」の授業。この日は新しく設けられた「ICT教育」で、1人1台支給されたパソコンを使う「調べ学習」を行います。
【6年生の児童】
「(修学旅行先の)『菅島』を調べています。その写真を保存して、パワーポイントで載せる」
(Q.パワーポイントの使い方って授業で習ったの?)
「うん」
【松下先生】
「子供の方が早いですね。教えんでも、どんどん使い方を自分で見つけてきますね。触ってみて。大人はね、その第一歩がなかなかですけど」
先生たちは、「パワーポイント」や「プログラミング」などもイチから学び、教えなくてはなりません。
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