福島県二本松市の龍泉寺でイベントを行ったキャンドル・ジュン氏
今月7日にミシュラン一つ星シェフ鳥羽周作氏(45)とのダブル不倫疑惑を報じられた女優・広末涼子(42)の夫でキャンドルアートの第一人者キャンドル・ジュン氏(49)が11日、福島県二本松市の龍泉寺で行われた東日本大震災の復興支援活動に参加し、震災の月命日にキャンドルをともすイベント「CANDLE 11th」を開いた。
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ジュン氏は騒動渦中の中でも、ライフワークにしている被災地支援の活動に参加。プロデューサーとして最後にあいさつに立つと、冒頭「プライベートなことで世間をお騒がせしてしまって、申し訳ございません」と自ら切り出した。
震災の鎮魂イベントの会場で、不倫騒動に言及するという異例中の異例の展開。その後はイベントの趣旨などに話を戻したが、あいさつの最後の1分間、ジュン氏は再び騒動に触れた。
「自分自身の家族はいま大変なことになってます。しっかりとこの後、けじめをつけますので、皆さんお楽しみに」
表情こそ穏やかなままだったが、語気は強くなった。声量も、イベントの趣旨説明の時よりボリュームが2段階ほど上がっていた。
イベント中に長男(19)から「月命日おつかれさま」とねぎらいのメッセージが届いたことも明かした。
「彼はいま小さい子たちの面倒を見ていて大変なのに、福島の人たちに対して気遣いのできる格好いい長男になってくれました」
ジュン氏の告白は止まらない。次男(12)と長女(7)の世話はいま長男が担っているという“広末家”の内情までも公にした。
「いつかまた、自分が家族を連れて福島に来て、皆さんと一緒に福島のご飯を笑顔で食べたいなと思っていますので。最後に自分の家族をよろしくお願いしますというのも変ですけど」
ジュン氏は、締めのあいさつで自ら明かした家族の現状の話を整理するかのように、5秒余り沈黙。「ありがとうございました。キャンドル・ジュンでした」と結んだ。
イベント終了後、ジュン氏は本紙の取材に「ごめんなさい。ノーコメントでお願いします」とだけ話し、会場を後にした。