[ad_1]
女子生徒の遺体が見つかったとみられる物置小屋(手前)=令和3年8月、山梨県
令和3年に東京都内の高校3年の女子生徒を連れ去り殺害したとして殺人罪などに問われた小森章平被告(29)と妻の和美(いずみ)被告(30)の裁判員裁判の論告求刑公判が12日、東京地裁(染谷武宣裁判長)で開かれた。検察側は章平被告に懲役25年、和美被告に同22年を求刑。章平被告の弁護側は同17~19年以下、和美被告の弁護側は同12年が相当と主張し、結審した。判決は20日。
検察側は論告で「18歳ですべてを奪われた被害者の無念さは察するに余りある。結果は重大で、犯行は残虐かつ卑劣だ」と非難。章平被告が犯行を主導し、和美被告は従属的だったものの、計画段階から協力するなど「重要な役割を果たした」と指摘した。
争点となっていた和美被告の責任能力については、犯行前後の章平被告とのLINE(ライン)のやりとりなどから「犯行の発覚を警戒するなど善悪の判断ができた」とし、「完全責任能力があった」とした。
これに対し、和美被告の弁護側は最終弁論で、精神障害の影響で「章平被告に従う以外の行動を選択する可能性は限られていた」と説明、心神耗弱状態だったと主張した。
[ad_2]
Source link