夫に懲役25年、妻に22年求刑 高3女子殺害

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夫に懲役25年、妻に22年求刑 高3女子殺害

女子生徒の遺体が見つかったとみられる物置小屋(手前)=令和3年8月、山梨県

検察側は論告で「18歳ですべてを奪われた被害者の無念さは察するに余りある。結果は重大で、犯行は残虐かつ卑劣だ」と非難。章平被告が犯行を主導し、和美被告は従属的だったものの、計画段階から協力するなど「重要な役割を果たした」と指摘した。

争点となっていた和美被告の責任能力については、犯行前後の章平被告とのLINE(ライン)のやりとりなどから「犯行の発覚を警戒するなど善悪の判断ができた」とし、「完全責任能力があった」とした。

これに対し、和美被告の弁護側は最終弁論で、精神障害の影響で「章平被告に従う以外の行動を選択する可能性は限られていた」と説明、心神耗弱状態だったと主張した。

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