12日、式典出席者と乾杯するロシアのプーチン大統領(AP)
ロシア国営テレビによると、プーチン露大統領は12日、大統領府で祝日の「ロシアの日」にちなんだ式典出席者と懇談した際、ウクライナ侵略を巡り、「民間施設への攻撃は軍事的に何の意味もない」と述べた。
5月に大統領府などに無人機が飛来したことを受け、ウクライナ側を非難した発言と受け止められている。一方、露軍はミサイルや無人機でウクライナの民間施設を繰り返し攻撃しており、プーチン氏自身が露軍の攻撃手法に正当性がないことを認めた形となった。
現場の映像では、プーチン氏はシャンパングラスを手に熱弁をふるっており、酒に酔っていたとみられる。