
米ホワイトハウスは16日、核兵器使用の可能性に言及するロシアのプーチン大統領の発言を非難した。2022年3月撮影(2023年 ロイター/Joshua Roberts)
[米大統領専用機上 16日 ロイター] – 米ホワイトハウスは16日、核兵器使用の可能性に言及するロシアのプーチン大統領の発言を非難した。同時に、米国はプーチン大統領の発言を受け、核態勢を調整していないと明らかにした。
ダルトン副報道官はさらに、北大西洋条約機構(NATO)の集団的自衛権に対する米国のコミットメントを改めて確認した。
プーチン大統領は同日行った演説で、ロシアが領土保全もしくは国家存立への脅威に対し「理論的には」核兵器を使用できるとしつつも、「その必要はない」という認識を示した。
ブリンケン米国務長官も、ロシアが核兵器の使用を準備している兆候はなく、米国が核態勢を調整する理由はないと述べていた。