会見の説明をするキャンドル・ジュン氏(撮影・佐々木彰尚)
女優・広末涼子(42)の夫でアーティストのCANDLE JUNE(キャンドル・ジュン)氏(49)が18日、都内で午後1時から記者会見を開いた。
「広末ジュンです」…嗚咽「私が命を絶とうと」「脅迫と思ってもらってもいい」
広末は、有名シェフ・鳥羽周作氏(45)とのW不倫が週刊文春に報じられ、2人の間の交換日記の内容なども明かされた。2人は謝罪文書を発表し、広末は所属事務所から無期限謹慎処分を受けている。
キャンドル氏はこの日、白のシャツに黒のロングカーディガン、グレーのパンツという出で立ち。右耳には角のようなピアスをしており、ロングブーツをはいていた。
会場ではキャンドル氏自らマスコミ用の受け付けも担当した。報道陣70人が集まる中、会見開始前から登壇し“前説”の挨拶も行った。
冒頭、「キャンドルジュンこと、広末ジュンです」と挨拶、「ご迷惑をおかけして申し訳ない」と謝罪した。
その後「妻・広末涼子が育児放棄をしたことは一度もありません。私にとっても良き妻ですし、最高の母ですし、素敵な女性です」と広末をかばった。
その後は自らの半生を振り返った。福島の被災地などに通っていることなども語り、感極まった場面もあった。
広末に話が戻り、ときに「彼女が急変してしまう」と認め「彼女が憧れだった芸能界に若くして入り、いまより強烈なプレッシャーが、できごとが、真面目で優等生だった彼女が受け止めよう答えようとした先に、心が壊れてしまったんじゃないかと思います」と語った。
1時間ほど、キャンドル氏が一人で語ったあとに質疑応答が行われた。その中で、広末から「あなたがいるから、私が子どもたちと寝られない。家を出てほしい」と言われたことや、広末の母からも「子どもたちが心配しているから、いつ離婚するか言ってほしい」と求められたことなどを明かした。
広末が3人の子供に「パパとママは離婚するけど、どっちと暮らしたい?」とリビングで話していたことも明かし、「長男と次男はママのことを守ろうとママと暮らすと話し、末娘は泣くばかり。そのときに(自分の)心が崩壊して、荷物をまとめて家を出ました」と話した。
キャンドル氏は、離婚について「12、3年近く、自慢できる幸せな家族だったと思っていますし、できればそのころに戻りたいと思っています」と語りつつ、「明日から、弁護士の方にどうすべきか相談したい」「みんながどうしたいかをちゃんと話し合えたら」とコメントした。
また鳥羽氏が発表した謝罪文については「彼の謝罪文を見た時に怒りしか浮かばなかった」と不快感をあらわに。鳥羽氏の事務所に自ら電話したことも告白し「受付の女性に、『鳥羽周作さんにアポイントを取りたいんですけど』と言ったら『どういうことですか?代表はリモートです』と言われ、腹が立ちました」と鳥羽氏や鳥羽氏のスタッフの対応に不満をもらした。
広末と鳥羽氏との関係については「ある程度(知っていた)。記事になる前から何かしら対応できればと思っていた」と認め、「一部は知っていた。あれはSOSじゃないかと思う。自分自身を制御できない彼女の」などと語った。
また、鳥羽氏との関係の前にも広末には、不倫問題があったことを示唆。「ジュンさんもこんな私といるのはツラいだろうから離婚した方がいいんじゃない」と切り出されたという。
キャンドル氏は広末と2010年10月に再婚。2011年と2015年に2児が誕生している。広末は2008年に離婚した前夫との間に長男がいる。