会見をするキャンドル・ジュン氏(撮影・佐々木彰尚)
女優・広末涼子(42)の夫で、アーティストのキャンドル・ジュン氏(49)が18日、都内で午後1時から記者会見を開いた。司会進行などのスタッフはおらず、全て1人で取り仕切った。冒頭、あいさつ代わりに約1時間にわたり1人語り。広末を「良き妻で最高の母で素敵な女性」と紹介し、「出会った頃、彼女は心が不安定」だったこと、反原発への思いなどを口にした。
「広末ジュンです」…たまらず嗚咽「私が命を絶とうと」「脅迫と思ってもらってもいい」
広末は2008年に離婚した前夫との間に長男(19)がおり、10年10月にキャンドル氏と再婚。次男(12)、長女(7)を授かった。
白いTシャツに黒いロングカーディガン、グレーのパンツにブーツ姿。右耳にはトレードマークとなっている角のような大きなピアスが。直径約2センチ、長さ約20センチで、耳たぶに穴をあけ、直接、ピアスを通しているようだ。全身タトゥーでも知られており、肩からは黒い入れ墨が見えていた。
ワイルドなファッションとは対照的に、語り口は穏やか。「うちの子供たちや相手の子供たち、まだ何も選択も主張もできない子供たちのことを、考えてほしい」と広末の不倫相手、鳥羽周作氏の子供にも言及しながら涙を流す場面もあった。匿名の誹謗中傷を辞めてほしいとも訴えた。
会見を開くことは広末には話していないというキャンドル氏。鳥羽氏とは、面会を希望し、店に行くなど何度も連絡を取ろうとしたが、会ってもらえず、「彼からは(直接)謝罪がない」と怒り。この日の会見の場にも呼ぼうかとも考えたが「つるし上げになる」とやめたという。
結婚後は「2年に一度くらい、心の安定が崩れる」ことがあったといい、心が壊れると「濃い化粧をして、派手な格好をして、誰かに連絡したり豹変してしまう」と説明。「自分を制御できない」「異常」な状態になることが何度かあったとして、所属事務所は彼女のイメージを守ろうと、隠してきたとも話した。