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神戸市西区の草むらで穂坂修(ほさか・なお)ちゃん(6)の遺体が見つかり、祖母(57)への監禁容疑などで母親らきょうだい4人が逮捕された事件を受け、23日、自宅付近の住人は驚きの表情を浮かべた。
午後7時過ぎ、逮捕された修ちゃんの母親を古くから知る兵庫県在住の40代姉妹は、お花とお菓子、ジュースをお供えに訪れた。昨夏に母親、修ちゃんと、知人男性と一緒に焼肉に行った際、母親から生活の悩みを相談されていたという。姉妹は「ガスも何年も止まっていて、水道もよく止まっていたので、その男性が(修ちゃんを)自宅のお風呂に入れてあげたりしていた」と明かした。
今月17日、母親がその男性に電話で「あんたとはもうしゃべりたくないねん」と話したといい、姉妹は「いつも聞こえる子供の声が聞こえず、おかしいなって心配していた。事件を知って落ち込んでいる」と話した。親子と食事した時の様子について「(5歳で)おむつがとれてないねんという話はしました。怒ると乱暴な言葉になっていたけど、まさかこんなことになるとは…」と目頭を押さえた。
また、近所に住む40代の男性会社員によると、修ちゃんは自力で窓をあけ、ベランダに出て「助けてください」と叫んでいるのを目撃。「お母さんとおばあちゃんが買い物に行って1人なんかなって思ったぐらい。親子で手をつないで楽しそうに歩いていたし、怒っている時もあったけど、普通の親子。ただ、遊んでいるところをほったらかしにしているのは気になった」と話した。
報知新聞社
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