藤井聡太竜王・名人、タイトル独占でファンは“藤井ロス”状態に!?対局数が年間最少ペースで中継も貴重化

藤井聡太竜王・名人がその圧倒的な強さから、“ロス化問題”を引き起こしています。彼は将棋界の新星であり、11月10日と11日に行われた第36期竜王戦七番勝負第4局で伊藤匠七段を破り、シリーズ4連勝で防衛3連覇を果たしました。これにより、2023年内の藤井竜王・名人のタイトル戦が終了しました。その結果、公式戦の対局数が激減することとなり、ファンは“藤井ロス”という状況に直面しています。

藤井竜王の快進撃

藤井竜王・名人は最年少の名人であり、過去にない8つのタイトルを戴冠するまで一気に進みました。その快進撃により、彼の体調が心配される声も上がりました。しかし、11月11日の竜王戦七番勝負の決着をもって、彼の今年のタイトル戦は全て終了しました。次回の戦いは2024年、王将戦七番勝負の第1局となります。今後は一般棋戦に参加することになりますが、その対局を観る機会は減ってしまいます。タイトル独占による“藤井ロス”が発生し、公式戦の対局中継も“貴重化”することが予想されます。

対局数の減少

また、彼の対局数も年間最少ペースになっています。2016年のデビュー年を除くと、最少は2020年の52局でした。今期はこれまでに32局となり、今後の一般棋戦での対局数を合算しても、最少数を下回ることになりそうです。

藤井竜王・名人は竜王戦第4局終局後の会見で、「これ以降は公式戦の対局は少なくなると思うので、実戦の感覚が鈍らないように注意してしっかり取り組んでいかなくてはいけないなと思っています。」とコメントしました。ファンにとっては“藤井ロス”という厳しい冬を過ごすことになりますが、きっと彼が新たな将棋の未来を見せてくれるでしょう。新春の訪れを待ち焦がれることになります。

藤井聡太竜王・名人

(画像元:日本ニュース24時間

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