【徹底検証 新宿駅乗客パニック】10人の証言から見えてきた全容「子どもが踏みつけられていた…」 なぜ“刃物を見ただけ”で混乱?

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FNNプライムオンライン

外国籍の50代とみられる男性が所持していた、布に包まれた2本の包丁の一部が見えて、乗客が逃げ出す騒動になりました。

【画像】うずくまる男性の足元に2本の包丁…様々な声が飛び交った電車内

電車に乗り合わせた人:
いきなり車両が揺れ始めたんですよ、地震かなって一瞬思ったら、前の方の車両から人が大声で走ってきたんです。「逃げろ!」っていう男性の声とか、女の子の叫ぶ声とか。

なぜ混乱は起こってしまったのか?

「めざまし8」は、刃物を持った男性を目撃した乗客など10人を独自取材。証言から“集団パニック”の全容が見えてきました。

「刃物じゃない?」じわじわと広まった混乱

突然、「バラバラ」と音がして、音の鳴った方を見ると、ドアの付近にうずくまる男性の姿が。

男性の周囲には2~3人の乗客がいましたが、徐々に後ずさりしていったといいます。

よく見ると、男性の足元には大きな包丁が2本。刃の部分が見える状態で落ちていたのです。

「だいじょうぶです、だいじょうぶです」

男性は、そう言いながら包丁を拾おうとしましたが、酔っているようなフラフラの状態。

そして、男性が包丁を持とうとした瞬間に、乗客が逃げ出したといいます。

男性が乗っていた車両と同じ6号車に乗っていた人物によると、刃物を目撃した際、周囲から「刃物じゃない?」という声が2分間くらい続き、その後女性の悲鳴が上がったといいます。

さらに、別の乗客は…。

刃物を持った男性と同じ車両に乗っていた男性:
大声が最初聞こえて、最初、ケンカのトラブルかなとそんな感じで思っていたんですけど、聞き取れた言葉は「危ない!」みたいな、「逃げろ!」的な。それで他の乗客の方もちょっとパニックを起こして、後ろの方に。

「危ない」「逃げろ」などの声から、パニックに陥ってしまったという乗客たち。鉄道の乗客心理に詳しい成城大学准教授の山内香奈氏は、このような状況について、こう話します。

成城大学 山内香奈准教授:
パニックが発生する条件というのが、大きく3つあり、それが揃うと発生しやすくなります。1つ目は、自分の身に切迫した脅威があると感じられること。2つ目は、状況についての情報が不足していること。3つ目は、脱出路が絶たれつつあること。もしくは、脱出路が不足しているという認識があることです。今回の状況は、こういった条件がかなり備わっていたのではないでしょうか。

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