仲里依紗が不倫される妻”サレ妻”を演じる!夫婦の恋愛サスペンス「ホリデイラブ」

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仲里依紗が不倫される妻"サレ妻"を演じる!夫婦の恋愛サスペンス「ホリデイラブ」

「ホリデイラブ」(テレ朝チャンネル1)

【写真を見る】不倫される妻・サレ妻を演じる仲里依紗

どんな世界観であっても、物語がどんな展開でも、役柄を完璧に演じ切る。もちろん、普通の主婦の役であっても、高い演技力で心に響くシーンを魅せてくれる。幸せな家庭に忍び寄る闇”不倫”を新しい切り口で捉えたドラマ「ホリデイラブ」では主人公の主婦・高森杏寿を演じ、その演技力が話題となった。

杏寿は、ごくごく普通の主婦。大手ゼネコンに務める夫の純平(塚本高史)は現在単身赴任中で、娘の七香(渋谷南那)と2人で純平の帰りを待ちわびながらも、幸せな日々を送っていた。

家族と過ごす杏寿は本当に幸せそうだ。オープニングで七香を自転車に乗せて疾走するシーンはとても健やかな印象だし、自宅で経営しているネイルサロンでのシーンでも、安定した生活を送っている主婦の落ち着きがある。純平が赴任先から戻った週末の夜、お風呂で石鹸を泡立てるシーンなどでは、愛らしい妻の姿も見せてくれる。

しかしある日、純平が赴任先で不倫していたことが発覚。その時から、仲の演技は鬼気迫るものとなる。顔にあざを作った純平と不倫相手の夫・井筒渡(中村倫也)が自宅に現れた時には、呆然とした様子で視線を細かに動かす。後日、必死で謝る純平に対しても、涙を流し、唇を噛み締め、怒りに溢れた眼差しで「出て行ってよ…」と言い放つ。

当たり前だった日常、当たり前だった幸せが、音を立てて崩れていく。その渦中にいる苦しみ、信じていた者に裏切られた怒りと悲しみが身体から溢れ出すような演技は、さすがというほかない。

慰謝料の話や、心に隙間が生じた杏寿を狙う黒井由伸(山田裕貴)のアプローチ、不倫相手の井筒里奈(松本まりか)の陰謀など、その後も苦難は続く。その度に、杏寿の声はかすれ、視線は泳ぎ、影を背負っているような空気がにじみ出る。

過酷な展開の一方で、救いもある。離婚経験のある姉・橘亜沙美(三津谷葉子)のアドバイス、昔からの友人・春田龍馬(平岡祐太)の励まし、そして娘・七香の存在。彼らとのやり取りの中で、杏寿は決意の表情や、ホッとした笑顔も見せてくれる。

絶望と自らの思いの間で揺れる杏寿。その心情がひしひしと伝わってくるのは、やはり仲の演技の力だろう。さらに、仲だけでなく、純平を演じた塚本、モラハラDV夫を演じた中村、不倫相手のあざとい主婦を演じた松本らの演技も凄まじいほどに秀逸で、SNSなどで大いに話題となった。

実は本作は、ドロドロとした不倫を描くだけでなく、「夫婦再構築の物語」でもある。果たして杏寿ら家族はどんな結末を迎えるのか。それぞれの名演はもちろん、苦悩の末に彼らが出した答えを、ぜひその目で確かめてほしい。

文=堀慎二郎

HOMINIS

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