「ありえないミス」業界に広がる驚き 固定直前に橋桁落下か 静岡

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事故当時の状況

【写真】橋桁が落下した、国道1号静清バイパスの工事現場=2023年7月6日午前9時18分、静岡市清水区、朝日新聞社ヘリから、柴田悠貴撮影

 工事を施工する共同企業体(JV)の一員、名村造船所(本社・大阪市)や国交省静岡国道事務所によると、今回の工事は、(1)現場近くで橋桁を組み立てる(2)橋桁を橋脚の上に移動させる(3)橋脚に固定する、という手順だった。

 事故が起きたのは(3)の固定直前で、橋脚の「支承」と呼ばれる部分に橋桁を移動させる作業中だ。同社は詳細な原因は「調査中」としながら、橋桁の移動中に事故が起きたことを認め、「橋桁を動かす準備をしたり、正常に動いているか確認したりするため、橋桁の上に人が乗る可能性もある」とした。

 橋工事を手がける東海地方の業者によれば、今回の手法は一般的に工期が長く、費用もかかるが、手狭な現場でも対応できるという。ただ、「橋桁に人を乗せて移動させるのは危険で、基本的には乗せない」とした。

 大手ゼネコンの幹部も「ありえないミスだ」と驚く。事故が起きた工法について「珍しいものではなく、難易度は決して高くない。現場で何があったのかわからないが、信じられない」と話す。

朝日新聞社

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