「不審なグミ」で体調不良、東京で注意喚起

グミ食べた後に体調不良の事案相次ぐ

東京都内で、最近「グミ」を食べた後に体調不良で搬送される事案が相次いでいることが明らかになりました。警視庁は、これらの事例に危険ドラッグに似た成分が含まれている可能性があるとして、現在鑑定を進めています。

11月3日、東京・押上駅のホームで、20代の男女4人が「大麻グミを食べて体調が悪くなった」と通報しました。彼らは搬送されましたが、幸い命に別条はなかったとのことです。

その翌日、小金井市で行われた「武蔵野はらっぱ祭り」でも、グミを食べた10代から50代の男女5人が嘔吐などの体調不良を訴え、病院に搬送されました。ただし、彼らの症状は軽症だったと報告されています。

この祭りでは、関係者が男性が手渡しでグミを配布しているのを目撃し、直ちに通報しました。

警視庁は、これらの2つの事案には直接的な関連はありませんが、いずれのグミにも危険ドラッグに似た成分が含まれている可能性があるとみて、現在鑑定を進めています。