西日本～東北地方　11日（火）にかけて大雨のおそれ　土砂災害に厳重警戒

　梅雨前線が11日（火）にかけて、西日本から東北地方付近に停滞するため、西日本から東北地方にかけての広い範囲で大雨となる見込み。西日本から東日本では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があり、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。また、大気の状態が非常に不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要となる。

9日（日）午後9時と10日（月）午後9時の予想天気図。

　梅雨前線が西日本から東北地方にのびていて、11日にかけて停滞する見込みだ。前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、前線の活動が活発となっていて、西日本を中心に雷を伴って非常に激しい雨の降っている所がある。

予想される24時間雨量（多い所）

　西日本から東日本では11日にかけて、東北地方ではきょう9日（日）は雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる見込みだ。西日本から東日本では、これまでの大雨により地盤が緩んでいて、土砂災害の危険度が高まっている所がある。

大雨時の注意点[上]と積乱雲が近づくサイン[下]

　西日本から東日本では11日にかけて、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意で、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。