上沼恵美子
タレントの上沼恵美子が、10日までに自身のYouTubeチャンネルに、フリーアナウンサーの古舘伊知郎氏との対談動画を投稿。司会を務めたNHK紅白歌合戦の出演歌手との出来事について語った。
【写真】芸能界の重鎮2ショット
94、95年に紅白歌合戦の紅組司会を務めた上沼。今回は当時白組司会だった古館と対談した。その中で古舘から「上沼さんが司会やるの?みたいになんか、おちょくったような歌手の方とかいたんですか?」と問われた上沼は、「はい、いた。好意的だった人の方が少ないから言いやすいですね、ドリカムさんとかもうめちゃくちゃ喜んでくれましたね、はい。森口博子ちゃんとか。あとの方は大体感じ悪かったですね」と告白。
「それでもう格別感じ悪いのが、それはちょっと言わせていただいてますが、名前は伏せてますけどね」とし、司会者と歌手が事前に行う面接で「パイプ椅子を横に向けましたもん」とある歌手にそっぽを向かれたことを明かした。
その歌手は「足バーンと組んで、この人誰としゃべるつもりやろうと思ってみてたら、NHKの人に『今音合わせやったんだけど、あの音じゃダメよね』って、NHKの人としゃべりだしたんですよね」とスタッフと会話を始めたそうで、「『あの司会やります、上沼恵美子です』って言ったけど無視ですよ、無視」と振り返った。
古舘が「何ですかね?その方の動機は」と聞くと、上沼は「そんなん分かります。私、歌手だったら同じことします」といい、「あの時の紅白は大体すごい方が司会者だったんです。で、紅組が多いのが大女優、女優さんが多かったんです。パイプ椅子の人じゃなくて、違う演歌の方が『女優さんが良かったわ』っておっしゃいました」と語った。
上沼の前には石田ひかり、浅野ゆう子、三田佳子と女優の司会者が続いていた。さらに「あなた、誰?」とも言われたそうで、「私もね、本当にナイフで刺される覚悟で行ってましたけど、ホンマに痛かったですね。次から次来る人が感じ悪い」と上沼。「大女優さんが、司会でやってほしかったということだと思います」と結論づけていた。
報知新聞社